ムクロジのはなし
みなさんはムクロジ(無患子)という木をご存知でしょうか。
最近こんな話がありました。
これ何の実だろうと母親から渡されてから1年もたった今頃になって、たまたま職場でこれを話題にしたのがきっかけで思わぬ展開が......。
最初はバラの実ではないかとなどとの声もあったのですが、館内の植物図鑑などを手当たり次第調べてみると、それはムクロジという木の実だとわかりました。
お正月などでやる羽つきの羽を束ねる元の部分に、この黒くて丸い実が使わているのが、このムクロジの実だそうです。
ところが、この実、実は殻がかぶっていて、肝心の黒い実が見えません。ただ、振るとカラカラカラといい音がします。
何とか他にも手に入れたいと、早速日野宿発見隊のカメラマン井上さんに電話を入れると、さすが井上さん。
それなら、多摩動物園の近くの駐車場や日野バイパス堀之内近くにもありますよとの答え。
この話を日野宿発見隊の運営委員会で話すと、人形店を経営する鈴木さんや入野先生もムクロジをご存じでした。
そして、12月5日(水)、カメラマンの井上さんが堀之内で拾ったムクロジをたくさん届けてくれました。
早速、図書館のカウンターに展示させていただきました。