研修旅行「蔵の街 栃木市」<番外編>
平成22(2010)年3月22日(月)、立川から日光方面への直通電車で、「蔵の街 栃木市」を訪ねてきました。
何といっても乗り換えなしでの電車の旅は助かります。報告者は栃木市の近くにある壬生町の出身ですが、栃木市というとどうも古びた町との印象があり、買い物や遊びというと宇都宮市の方に足が向きがちでした。しかし、齢を重ね、日野宿発見隊の活動を通じ、ようやく、栃木のようなまちの良さを知るにいたったところです。
幕末から明治と北関東の商都として栄えた栃木市でしたが、宇都宮市のような繁栄ぶりとはかけ離れた存在となってしまったものの、逆にそのために、今、わたしちたちを魅了するほどの蔵の残る街として楽しませてくれることになったわけです。
日野宿にはこれほどまでにかつての建造物が残るわけではありませんが、まちのよさを見出し、それをみんなで大切に守っていこうという心掛けを持ち続けることの大切さを、今回の研修旅行で学んだような気がします。