日野宿本陣 は2005(平成17)年4月の一般公開スタートから20年を迎えます。それにあたり日野宿発見隊では「日野宿本陣」を建てた棟梁であり「祇園社」(牛頭天王社、現・八坂神社)の扁額を刻った鈴木亀吉 の探索を始めました!
現在残る日野宿本陣は嘉永2(1849)年の大火を受け、文久3(1863)年4月に上棟、元治元(1864)年11月にはほぼ完成したと伝わります。棟札には「棟梁 鈴木大炊亀吉」と書かれていますが、その人物像についてははっきりと判っていません。
「棟梁鈴木大炊亀吉」と記された棟札
日野宿本陣