【終了】絵本原画展『ひのっ子日野宿発見』(第54弾)
独立行政法人国立青少年教育振興機構による「平成22年度地域ぐるみの子ども読書活動推進事業」の委託を受け、地域の小学校、中学校、PTA、商店会など多くの方々のご協力をえて、平成23(2011)年1月に刊行した絵本『ひのっ子日野宿発見』の原画展を開催します。
開催期間 平成25(2013)年11月12日(火)から12月23日(月) 午前9時から午後5時
(但し、会議室は9時まで使用可能なので、1階展示はご覧になれます)
会 場 日野宿交流館1階通路
会場の日野宿交流館1階通路脇壁面に、絵本の原画26点を展示しています。また、絵を描いてくれた広田美穂さんがそれぞれの絵をどのような思いで描いたかをエピソード風にまとめていただいたものもいっしょに展示しています。
11月15日(金)、松元さんに書いてもらった横断幕を飾りました。
今回は事務局のふたりでセッティングしたのでちょっとバランスが悪いかもしれません。お許しください。
絵本ができるまでの様子などがよくわかり、子どもたちにも楽しんでもらえるのではないかと思います。
是非ご家族連れでご来場ください。
「持ち上げ観音」(宝泉寺)の原画と広田美穂さんのコメント
目にした観音さまは、思っていたよりも、ずっと小さく、きれいな布に包まれ、気持ちよさそうにお座布団に座られていた。ひっそりとかわいく、見とれてしまったのだけれど、スケッチをしていて、お顔の表情が、いろいろに変わるような気がした。描く側の線の微妙な傾き加減にもよるのだろうけれど、自分の手許と、観音さまを見比べて、時々ハラハラしてしまった。途中、持ち上げてみたのだけれど、腕の力だけではムリ。布の雰囲気がちがってしまうのがもったいなく、そのままにしたのだけれど、持ち上げられなかったので、絵本が完成しなかったらどうしよう...!なんて思いつつ、こんなにかわいい観音さまにお会い出来て、うれしい気持ちで帰った。