【終了】「夏休み!親子で調べよう日野用水(第99弾)」を 開催しました。
令和3(2021)年7月24日(土)午前9時30分から第18回子ども発見隊「夏休み!親子で調べよう日野用水(第99弾)」を開催しました。
参加者は9組の親子(子ども11名、大人10名)とスタッフ9名(うち事務局2名)、計30名でした。
緊急事態宣言下でもあり、感染予防を考慮し、今回は募集人員を例年の半数とし、内容も新東光寺地区センター前の用水での生き物観察に限定した取り組みとなりました。
オリエンテーションのあと、早速、井上班と清水斑の2組にわかれ、親子で生き物の捕獲に出発。
各リーダーのアドバイスを受けながら、網を片手に親子で用水をガソゴソガサゴソ。
最初はなかなか捕まえられませんでしたが、コツがわかってくると少しずつ生き物の数も増えていきました。
そんななか、井上リーダーが長さ1メートルほどのシマヘビ(無毒)を捕獲!
ほとんどの子が怖がるなか、平気でシマヘビにさわり、その皮膚の触感を楽しむ(?)1年生が登場。
ついにはシマヘビを首の回りに回してもらってご満悦。
第二の井上リーダーの誕生に微笑んでしまいました。
かくゆう筆者も生まれて初めてヘビに触りました。想像していたヌルヌル感はまったくなく感激。
約1時間ほど生き物捕獲に挑戦したあと、桜並木の下に集合し、井上リーダーから捕獲した生き物について解説を受けました。
カワムツを始めとして、アカザ(ナマズににている)・ザリガニ・ヤゴ・スジエビ・カワニナなどさまざまな生き物がいることを確認。
今回はモクズガニやドジョウには会えませんでしたが、事前に井上リーダーが捕ってきてくれたカマツカ3匹が披露されました。
井上リーダーの解説のあと、用水に放流したシマヘビが上手に泳げることをじっくり観察したあと、お約束どおり捕獲したすべての生き物を用水に放流。
最後に、事務局による日野用水や生き物に関する本の紹介を受けたあと、参加者全員にお土産のバッジが配られ、11時30分、事故もなく無事閉会となりました。
開削されてから450年以上も経つまちの宝「日野用水」。
今こうして子どもたちがたくさんの生き物に触れられることを心から感謝したいです。
2年ぶりの「夏休み!親子で調べよう日野用水」でしたが、参加申し込み初日の短時間で定員となってしまい、希望された皆さんにはご迷惑をおかけしました。
来年はどうかコロナ禍から解放され、以前のような楽しいイベントとなることを祈ります。